仕事内容&コーチングを知る
2025/11/24
生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week1~
こんにちは。EDIT STUDYです。今回のコラム記事では、ご検討いただいている求職者の方向けで『生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week1~』というテーマでEDIT STUDYのSS(先生)として働く上で欠かすことのできないPPC(Positive psychology Coaching)の概要に関してご紹介していきたいと思います。
第1回目の今記事では下記3つの視点でザックリご紹介していきます。
・コーチングの概要
・信頼関係構築
・アジェンダ設定
・コーチングの概要
そもそもコーチングとは何でしょうか?ティーチングやコンサルティングと比べてどんな違いがあるのでしょうか?ここではまずコーチングの定義を簡単に説明したいと思います。コーチングとは『対話により、クライアントの目標を達成するサポートをすること』です。
せっかくなので、ティーチングやコンサルティングといったスキルとどう違うかもまとめておきますので、下記を参考にしてみてください。大前提としてどれが優れているというわけではなく、シーンや状況に応じて”使い分けることが重要”です。

・信頼関係構築
では2つ目に『信頼関係構築』に関してみていきましょう。コーチングのフローにおいて信頼関係構築は切っても切り離せないものです。まずは下記コーチング・フローを確認してください。

なぜコーチングにおいて『信頼関係構築』が重要と言えるかというと、いかなる知識やスキルも、信頼関係なくして成立しないからです。皆さんも現職や前職の職場をイメージすれば分かりやすいと思いますが、信頼できる上司からのアドバイスは素直に響きますよね?それと同じです。もちろん信頼関係は1回やれば終わりというものではなく、継続的に育てていくものです。
※下記は信頼の公式になります。ご自身の信頼関係構築の過去のプロセスを振り返ってみましょう。

また信頼関係構築において、非言語的関係性(Kieslerの対人円環)も知っておくとよいでしょう。下記の図の通り、人間関係においては力関係と情緒関係が存在します。自分自身が相手に対して敵対的な態度で接した場合、相手も自身に対して敵対的に接してきますよね?

また信頼関係構築において非言語の重要性(メラビアンの法則)も抑えておきましょう。

信頼関係構築をする上でもこうした非言語の果たす役割を抑えておいて損はしないでしょう。
・アジェンダ設定
では最後3つ目は『アジェンダ設定』です。アジェンダ設定とは『セッション中で扱うトピックや課題を設定すること』です。コーチングのセッションは一般的に30分や60分と限られています。限られた時間の中で実施するセッションの中、アジェンダが明確で具体的であることが非常に重要です。
なぜならば、コーチングがうまくいかない時の主な原因に、 アジェンダ設定の失敗があるからです。SMART(Specific, Manageable, Achievable, Realistic, Time-bounded)を意識してアジェンダを設定しましょう。
アジェンダを明確化するスキルの1つに『スケーリング』というスキルが存在します。これは例えば『不安』という抽象度の高い言葉を『10段階で10が一番不安な状態だとしたら、今の不安はいくつくらい?』のようなカタチで数値化することで測定可能にすることです。
こうした『スケーリング』などのスキルを使って目に見えないものを数値化してアジェンダを明確にしていきます。
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