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2025/12/04
PPCスキル~整理スキルとは~
こんにちは。EDIT STUDYです。採用サイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。今回の記事では『PPCスキル~整理スキルとは~』というテーマで実際にPPC(Positive psychology Coaching)スキルが現場でどう生かされて、実際に生徒様がどう変化、成長していくのかをご紹介していきたいと思います。
整理とは
クライアントの悩みや不安、考えを整理し、クリアにする手伝いをすることはコーチングにおいて非常に重要です。

実際にご自身でも経験がありますよね?伝えたいことはあるんだけれど、上手く言語化できなかったり、話がまとまらずに相手に伝えたいことが伝わらないなんてこと・・・。そんな時に『あぁ~、一生懸命に伝えてるのに何で理解してくれないの?!』といつの間にか話を聞いてくれているはずの相手にイライラしてしまう経験ありませんか?

逆に聞いてくれている相手が話を整理して、言いたいことをまとめて要約してくれたら『そうっ!それが私の言いたかったこと!』といった感じでスッキリした経験もありますよね?そんな時、思わず相手に好感を抱いた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このようにコーチングにおいて整理とは非常に重要なスキルになります。では実際に整理に大きな役割を果たす2つのスキルを紹介しますので、見ていきましょう。
整理スキル① 明確化
整理スキル1つ目は『明確化』です。『明確化』とは相手の言葉の定義を明確にすることです。なぜ整理スキルにおいて明確化が必要かと言うと、人はそれぞれ、異なる基準をもっているからです。

例えば、人によって『頑張る』と一口に言っても内容や度合いが異なりますよね?3時間で自分自身のなかで100%頑張ったと言える人もいれば、5時間やらないと頑張った内に入らないと考える人もいます。このように、人によってそれぞれ異なる基準を持っているからこそ、クライアントの言葉の定義や基準を明確化する必要があります。
特に「難しい」「楽しい」など、形容詞や副詞など、抽象度の高い言葉の定義は明確にすることで、思考の整理に繋がります。
実際に生徒との面談の際も高校生や浪人生でまだまだ人生経験も浅く、言語化能力も拙いので、抽象度の高い言葉を使うことが多いです。そんな時に『不安って具体的にどんな状態?』など明確化して言語化を手伝ってあげると、生徒自身も自身の抽象度の高かった状態を正しく認識できるようになります。

生徒が正しく自身の考えや感情を捉えられるようになると、必然的に具体的な対策やアクションプランに繋がりやすくなりますので、生徒の抱えていた不安や悩みも解決に向かいやすくなります。こうした明確化ができると生徒から『SS(先生)と話してスッキリしました!!』など嬉しい反応をもらうことができるようになります。
整理スキル② 要約
2つ目の整理スキルは『要約』です。要約することで相手の思考の整理を手伝うことに繋がります。なぜならば、相手の発言を要約して返すことで、相手は客観的に自分の思考を見ることができ、整理できるからです。
また要約して返すことで、自分が相手を理解していることを示すことができ、信頼関係も構築できます。皆さんも経験があると思いますが、的確に自身の話しを要約してくれると『あ、この人真剣に自分の話しを聞いてくれている!』と好意的な印象を持ちますよね?
実際に生徒も同じで、あくまで生徒の話しを聞いて要点を抑えて要約して『こういうことで合ってる?』と返してあげるだけで、生徒が自然と『この人自分の話しを正確に聞いてくれてるな!』と好意的な印象を持ってくれて信頼関係構築に繋がっていきます。
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