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2025/12/17
生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week7~
目次
こんにちは。EDIT STUDYです。今回のコラム記事では、ご検討いただいている求職者の方向けで『生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week7~』というテーマでEDIT STUDYのSS(先生)として働く上で欠かすことのできないPPC(Positive psychology Coaching)の概要に関してご紹介していきたいと思います。
第7回目の今記事ではコーチングフローで重要な『Savoring(深く味わう)積極的-建設的反応~』に関してご紹介していきます。

Savoring(深く味わう)
ポジティブ感情は「テフロン加工」 のように残りにくいため、意図的に深く味わい、ポジティブな感情を長持ちさせる必要があります。つまりSavoring(深く味わう)とはポジティブな感情を意図的に深く味わい、長持ちさせるスキルということです。

2種類の幸福感
次に幸福感には2種類あるというのも知っておきましょう。ヘドニックと言われる快楽的な幸福感には終わりがないとされています。分かりやすい例はお金です。年収がいくら上がっても上には上がいるので、満足できなかったり、更に上を求めてしまって終わりが無かったりしますよね。
一方でユーダイモニックと言われる意義深さを主題とした幸福感は、ヘドニックとは違い奥深い幸福感のことを指します。例えば子育てが分かりやすい例です。快楽的な幸福感があるかは分かりませんし、何よりも苦労が多いかと思います。ですが、ふとした瞬間に子供の成長を感じた時などに意義深さを感じますよね。
ポジティブサイコロジーではこのユーダイモニックを追い求めていくことを主題としています。
心理的ウェルビーング(Psychological well-being)
心理的ウェルビーング(Psychological well-being)とはキャロル・ラフ博士が提唱した様々な心理学の理論から導き出した心理的な健康のことを指します。

社会的ウェルビーング(Social well-being)
社会的ウェルビーング(Social well-being)とはコーリー・キーズ博士が提唱した考えで、ウェルビーングは社会的側面の影響を受けるという考えです。
① 社会的な一貫性(Social coherence)
② 社会的な実現(Social actualization)
③ 社会的な統合(Social integration)
④ 社会的な受容(Social acceptance)
⑤ 社会への貢献(Social contribution)

幸福(well-being)の構成要素

積極的-建設的 反応
良好な人間関係を築いていく上で非常に重要な考え方になります。下の図を参考にして下さい。下の図は相手の話しに対してどのようなリアクションをするかで、その後の人間関係構築が異なってくるというのを表した非常に重要な図になります。

例えば右下の消極的-破壊的反応とは下記のようなやり取りをイメージすると分かるかと思います。
生徒) 「英語の点数がよかったんです!」
先生)「へぇ~、そうだったんだ。それよりもこの前の日本史のテスト落とした件だけど」
生徒)「・・・・・はい。」
イメージ出来ましたでしょうか?恐らくこの生徒は今後この先生に相談したくなくなりますよね?一方で左上の積極的-建設的反応とはどんなものか?下記を参考にしてください。
生徒) 「英語の点数がよかったんです!」
先生)「凄いじゃん!嬉しいね!ちなみに何が上手くいったの?」
生徒)「ありがとうございます!実は前に教えてもらった~」
イメージ出来ましたでしょうか?この積極的-建設的反応だったら生徒はモチベーションも非常に上がりますよね。この反応を生徒対応の際は目指していきましょう。
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