PPCスキル~マインドフルネスとは~

こんにちは。EDIT STUDYです。採用サイトをご覧いただきまして、ありがとうございます。今回の記事では『PPCスキル~マインドフルネスとは~』というテーマで実際にPPC（Positive psychology Coaching）スキルが現場でどう生かされて、実際に生徒様がどう変化、成長していくのかをご紹介していきたいと思います。

マインドフルネス

マインドフルネスとは、「今この瞬間」に意識を向け、自分の思考や感情、身体感覚などを評価・判断せずに「ありのまま」に気づき、受け入れる心の状態や実践方法のことです。過去の後悔や未来への不安にとらわれず、「心ここにあらず」の状態から抜け出し、ストレス軽減、集中力向上、自己理解促進などの効果が期待でき、ビジネスや医療現場でも注目されています。

実際に世界の名だたる大企業である、GoogleやMicrosoftなど最先端のIT企業も注目して取り入れている科学的エビデンスもあり注目されています。このマインドフルネスという「深呼吸」と心身の健康やパフォーマンスに対する効果は、近年、米国を中心に数多くの研究報告がされています。

深呼吸（今・ここに集中すること）を練習すればするほど、抑うつ傾向が下がり、「不安」に感じる脳部分の活性が収まり、なんと成績も向上する等、「今・ここに集中すること」の効果が近年の科学の発展と共に明らかになってきました。

大事なことは、①先ず過去や未来のことで悩み、ネガティブな感情ばかりになってしまっていることに気づくこと。②そのことに気づいたら、「今・ここ」に集中できるように意図的に深呼吸を意識することです。

不安な時にその”不安という負の感情”と向き合ってしまうとより不安は増大してしまいます。ですが、その不安な負の感情を客観的に観察できると、受け入れることができ、そして「不安」に感じる脳部分の活性が収まり不安が落ち着くということです。

イメージしづらい人は、例えば朝遅刻しそうな時に、自分よりももっと焦っている人を見たら先ほどまで遅刻しそうで焦っていた自分が客観視でき、気持ちが落ち着くことってありますよね？まさにあの現象です。これを深呼吸、マインドフルネスを実践することで、気持ちを落ち着かせ”今ここに集中”できるようになるわけです。

実際の生徒対応でもこのマインドフルネスは応用できます。例えば『受験や模試の時、テストの時にどうしても緊張してしまうんです。緊張をほぐす方法って何かありませんか？』と相談を受けた際にうってつけです。そのような生徒は恐らく『落ちたらどうしよう』『苦手な範囲が出たらどうしよう』など分かりもしない未来のことを考えて”今ここに集中”できていないはずです。

前述した通り1分間でも2分間でも良いので、マインドフルネスを実践したら、そこで思考と自分自身を切り離して客観視出来たら、気持ちが落ち着き”今ここに集中”できるようになるわけです。