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2025/12/18

生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week14~

こんにちは。EDIT STUDYです。今回のコラム記事では、ご検討いただいている求職者の方向けで『生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week14~』というテーマでEDIT STUDYのSS(先生)として働く上で欠かすことのできないPPC(Positive psychology Coaching)の概要に関してご紹介していきたいと思います。

第14回目の今記事ではコーチングフローで重要なセルフ・コンパッションに関してご紹介していきます。

セルフ・コンパッション:自分の親友になる

私達は友達が現実にぶつかり苦しい思いをしている時、優しく接したり、励ましたりすることができますが、自分自身が現実にぶつかった時は、同じことができません。頑張ったのにテストの点数が悪かった時など、すでに「現実」に頭を叩かれているのに、追い打ちをかけるがごとく、「私は馬鹿だ!」とか「もうダメ!」と無意識に自分に言って、さらに自分で自分の頭を叩いています。

もし友達が現実に頭をぶつけた時、同じように「お前は馬鹿だ」とか「もうダメ!」と言えば、友達は一体どうなるでしょうか?やる気が湧くでしょうか?もちろんやる気は湧きませんよね。それどころか更に凹んでしまいます。もちろん『大丈夫だよ』『次こそできるよ』など安心できる言葉をかけますよね?

私達、人間を含む哺乳類の脳には養育システムが備わっています。これは母親が赤ちゃんを守るような働きをする部分です。友達が現実に頭をぶつけた場面では、この養育システムが無意識に働いていますが、自分が頭をぶつけた場合はこの部分を使っていないのです。

もしかすると、テストで頑張ったのに悪い点数が返ってきた時、自分を守らずに痛めつけていたのは自分自身だったのかもしれません。現実に頭をぶつけた時親友にかける言葉を自分にもかけてあげましょう。心理学では、自分を親友のように扱うことを「セルフ・コンパッション (self-compassion)」と呼び、心が折れにくくなることが研究で報告されています。

この「セルフ・コンパッション (self-compassion)」を上手く活用して、落ち込むようなことがあった時は親友にかけるような言葉を生徒にかけてあげましょう。

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