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2025/12/11

生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week4~

こんにちは。EDIT STUDYです。今回のコラム記事では、ご検討いただいている求職者の方向けで『生徒のモチベーションを上げる、PPCとは?~Week4~』というテーマでEDIT STUDYのSS(先生)として働く上で欠かすことのできないPPC(Positive psychology Coaching)の概要に関してご紹介していきたいと思います。

第4回目の今記事ではコーチングフローで重要な『質問』に関してご紹介していきます。

なぜ質問が大事なのか

クライアントに対して質問をすることで、相手の焦点を仕向け、脳に空白をつくることで、クライアントの中にある「答え」を導く手助けをするために必要だからです。

パワフル・クエスチョン

相手が深く探求できるための的を得た質問のことをパワフルクエスチョン(PQ)と呼びます。短く、シンプルで“パンチ”の効いた質問であるほど、効果があります。オープンエンド・クエスチョン(5W1H)で気づきを与えるための質問です。また質問形式のアドバイス・誘導ではありません。そして重要なのは「One Question, One answer」の原則に従うことです。

(例)

× 「君にとって大事なことは何かを考えた時、    

  いつから行動すればいいと思う?」

〇 「君にとって大事なことは何?」 

パワフルクエスチョン~6つの方向性~

パワフルクエスチョン(PQ)には以下の6つの方向性があります。クライアントが考えていることを深堀りするためにも以下の6つの方向性を念頭にパワフルクエスチョンが出来るとよりクライアントに気付きを与えられます。

1)アクション(次のステップ、計画、努力)

2)オプション(決断、リソース、妨げ)

3)アイデンティティ(価値観、強み、パターン)

4)ゴール・モチベーション(ドライブ)

5)出演者(誰、サポーター)

6)時間(締切、過去の成功体験)

メタ認知

新しい視点から自分や状況を見ること。クライアントに気付きを与えるために、メタ認知を使った質問ができるとより効果的です。メタ認知に関しては以下の3つの視点があるので、状況に応じて使いこなしてみましょう。

1)「俯瞰」してみる。

  (例)今の状況を上から見下ろしたら、何を思いますか?

2)「未来」からみる。

  (例)この問題が解決したと想像してください。何が違いますか?

3)「第三者」からみる。

  (例)彼女からどんなアドバイスがあると思いますか?

     彼らは何に気づいていますか?

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